5月17日、アメリカのマルコ・ルビオ上院議員は、新型コロナウイルスの起源に関する報告書を発表しました。この報告書は328ページに達し、新型コロナウイルスの発生源を示す決定的な証拠を明らかにしたとのことです。 報告書によりますと、「中国共産党政府が国際的な場で、新型コロナの武漢研究所流出説を否定していた矢先、その関係者は中国共産党内部で、研究室で取得した新型コロナウイルスの感染リスクが高いという警告を受けていた」ことが分かりました。 この報告書では、武漢研究所から新型コロナウイルスが流出した具体的な事例を挙げられていませんが、この研究所における無数の安全問題は、中国の科学界ではよく知られているようです。報告書によりますと、2017年の時点で、中国の科学者たちは「中国研究所のウイルス流出に関する歴史、特にSARS(サーズ)コロナウイルスに関わるいくつかの事件から病原体の流出を懸念し、2004年に少なくとも5件のコロナウイルス研究所の流出事例を挙げていました。 また、習近平国家主席は2018年、SARSのようなウイルスに警戒するよう、中国共産党幹部に対し、警告したことについて、中国メディアに掲載された演説要約では省略されているそうです。その後、アメリカの外交官が直ちに武漢ウイルス研究所を訪れ、安全保障上の懸念を国に報告したとの事です。 武漢ウイルス研究所の安全問題に関しては、2019年9月まで報告され続けてきましたが、当時この研究所がオンラインのウイルスデータベースを削除したことが明らかになりました。その後、関連データベースは2019年12月から2020年2月にかけて一時的に公開されたその時、「武漢ウイルス研究所が新型コロナウイルスの発生源であるという仮説も中国のネット上で出回り始めた」との事です。 この報告書はさらに、国際社会が新型コロナウイルスに注目し、知り始めた時には、中国共産党政府は責任を逃すために、国際的な詐欺活動を始めたと指摘しています。中国共産党幹部は2020年1月、新型コロナウイルスは武漢の海鮮市場から発生したと、その可能性を否定した中国の研究者を無視し発表しました。 その後、中国共産党政府はすべての科学者に箝口令(かんこうれい)を敷き、新型コロナウイルスに関連する研究を共有することを禁じるとした同時に、他国政府に対してヒトからヒトへの感染の可能性も否定したとのことです。しかし、2020年2月までに、中国の科学者がすでに新型コロナワクチンの特許を申請していたことが明らかになっています。