中国共産党によるカナダ問題への広範囲にわたる介入

中国共産党によるカナダ問題への広範囲にわたる介入

カナダのトルドー首相が任命した、特別調査員が調査した、外国干渉(かんしょう)に関する報告書が発表され、中国の干渉は、広範囲かつ危険であることを確認しました。報告書は、カナダにおける中国とロシアの干渉の違いを紹介しました。例えば、ロシアは民主的な選挙活動を妨害することに重点を置いており、オタワはこの脅威への対策に力を入れています。しかし、中国の干渉はより長期的で、より広範囲で、より巧妙です。中国人が住むコミュニティを直接標的にしたり、インターネットに偽情報を掲載したりしていますが、いずれもオタワの対応は遅れています。報告書は、「外国の干渉に対抗する努力は、外国人居住者に対する差別につながるわけではない。外国人コミュニティは、外国干渉の犠牲者なのです」と述べています。以前、カナダ安全情報局の報告書では、中国が、外交官や領事館員、代理人を通じて、中国人に嫌がらせや脅迫をしていることに言及しています。カナダ国境サービス庁によると、中国からカナダに駐在する外交官の数が不自然なほど多いのです。カナダの元駐中国外交官であるチャールズ・バートン(Charles Burton)氏は、北京がカナダを外交的に優先させるのは、カナダがファイブ・アイズ同盟のメンバーであり、情報が入手できるためだと述べました。また、アメリカと軍事協力をしているため、カナダは攻撃しやすいルートとみなされています。アメリカのデビッド・コーエン(David Cohen)駐カナダ大使は、中国に対抗することについて、カナダとアメリカは同じ考えを持っており、中国は、両国を分断しようとしていると考えています。コーエン氏は、中国に対する批判や対立は、中国国民に向けられたものではなく、中国政府が、国際法のルールに則って行動することを、望(のぞ)んでいるだけだと強調しました。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm42277244