【The Wind and Wilting Blossom】ミリアルさんと浮世絵の旅 PART8(完) 蝦夷の古内裏

【The Wind and Wilting Blossom】ミリアルさんと浮世絵の旅 PART8(完) 蝦夷の古内裏

なかなかにハードなシリーズでした。膨大なテキスト量。しかし、それが読みごたえがあり、考察や解釈もしっかりとされており、歴史ゲームとしては満点に近い完成度だったと思います。編集が終わってから気づいたのですが、ゲーム中で瀧夜叉姫が大宅太郎光圀を呼び掛けて勇敢か臆病かを確かめた場面は、原作『善知安方忠義伝』通りでしたね。本当によく作られています。公式サイト→  https://picklefeetgames.com/Steam での購入はこちらから→  https://store.steampowered.com/app/686770/The_Wind_and_Wilting_Blossom/ ボイスはCoeFontミリアルさんと四国めたんさんを使用させて頂きました。Voiced by https://CoeFont.cloudVOICEVOX: 四国めたんミリアルさん立ち絵:梓音しのん様ちんまいアリミリ姉妹立ち絵 https://seiga.nicovideo.jp/seiga/im11025058 四国めたん立ち絵:りょうご様ちびめたんちゃん素材 Ver.2 https://seiga.nicovideo.jp/seiga/im11121085 ※補足(以下長文)動画中で『善知安方忠義伝』をあまり面白くないと言っていますが、事実です。大宅光圀と瀧夜叉姫がメインになる後半は面白くなるのですが、それまでが苦行です。最近の作品に例えるなら、『ワンピース』でルフィが出航するまでにゾロやナミの過去編が延々と続き、いざ出航してバギーと戦ったと思えばあっさり捕まり処刑寸前、海軍がやってきてバギー海賊団は壊滅。追い詰められたバギーは海に身を投げる、みたいなストーリーです。ひどい。さらに松亭金水の続編は、ルフィは退場し、オリジナルキャラクターが主人公となってシャンクスと戦うようなものです。ひどい。まあ、江戸時代の読本になに言っているんだ、って話ではあるのですが、もっと面白い作品はたくさんありますからね。道理でこれの現代語訳の本が全然ないわけです。瀧夜叉姫のキャラクター造形は本当に素晴らしいです。だから、キャラクターだけが独り歩きしているのかもしれませんね。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm42373838