7月11日、リトアニアの首都ヴィリニュスで2日間にわたって開催されたサミットで、NATO首脳は強い文言の共同声明文を発表し、中国が「露骨(ろこつ)な野心と強圧的(きょうあつてき)な政策」によってNATOの利益、安全保障、価値観に挑戦していると述べ、中国とロシアのパートナーシップを非難しました。 NATO同盟国の首脳だちは共同声明の中で、「中国共産党は、政治的、経済的、軍事的に幅広い手段を用いて世界範囲の影響力と戦力投射能力を拡大しようとしているが、その戦略、意図、軍事終結については不透明なままである」、また、「中国共産党の悪意な行動やサイバー攻撃、そして同盟国に対する対立的な言論と偽情報は、同盟国の安全を損なっている」と述べました。 今回も「アジア太平洋パートナー(AP4)」と呼ばれる日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランドの首脳が招待されましたが、なかでも中国やロシアからの安全保障上の脅威に直面し、台湾での戦争に巻き込まれないようにすることが難しいと懸念している日本は、NATOとの協力強化に強い意欲を示しました。