夏だろ普通に。さよなら、君と笑っていたあの夏、いつかの八月が今も心に残っているどうでもいいようなやり取り、君の口癖や、不器用な笑顔、髪の匂い、思い出の奥の奥の方探している明日また君に逢えたら次はどんなことをしよう思い出の中にはない場所へふたり、夏の向こうへ君が笑っている八月の未来へ行こうさよなら、君が笑っていたあの夏、いつかの八月は今年も変わらずやってくる君を忘れたまま八月の風に君の匂いがする駅のホーム、電車が去ってく隣で君の髪が揺れた気がしたから空に浮かぶ入道雲夕暮れ、茜色の空夏の景色に心奪われるのはそんなところに君を感じるから君が遺した言葉は僕をこの世へ縛りつけている「私の分もきっと生きてみせて」ありきたりなそんなたったの十三文字が呪いのように僕を苦しめてるんだ明日また君に逢えたら次はどんなことをしよう思い出の中にはない場所へふたり、夏の向こうへ君が笑っている明日また君に逢えたら夢の中、君に逢えたらもう、生きていくことを辞めてもいいような気がする君が笑っている八月の向こうへ僕も多分、もうすぐ行くからさ「ごめんね、約束守れなかったよ」なんて、君のことだからものすごく怒るけれど最後には優しく笑いかけてくれるさよなら、君と笑っていたあの夏、いつかの八月が今も心に残っているどうでもいいようなやり取り、君の口癖や、不器用な笑顔、髪の匂い、思い出の奥の奥の方まだ、まだ、探している