NRX-044BZ ムーシカ

NRX-044BZ ムーシカ

オークランド研究所製のTMA、NRX-044 アッシマーは円盤状のリフティング・ボディ構造により、大気圏内での高高度飛行時の機動性と低空での安定性を両立している点から性能面での評価は高かったが、通常MSと比べた際の生産コストの高さが一つの問題とされた。その中で検討されたのが別MSとの連携運用による新たな可能性である。僚機として選ばれたのが次期汎用主力MSとしてニューギニア基地で開発されたRMS-154 バーザムである。RMS-154はムーバブル・フレーム機構を持ったRX-178 ガンダムMk-Ⅱの汎用量産計画機とも言われており、次世代の主力機として様々な発展プランが検討され、その一つにNRX-044BZ ムーシカの計画は組み込まれた。本機はNRX-044の変形機構として採用されていたドラム・フレーム構造をムーバブル・フレームに置き換える為にRMS-154を素体として利用。独自構造を廃することで生産の効率化を図る狙いがあった。機体特徴としてはNRX-044のパーツを流用した有人機のSFSムーシカ・ベースとRMS-154が状況に応じて分離・合体することで、耐弾性の向上と機動性の強化が図られている。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm42562079