鳴花ミコトとあなたの最期の旅「お兄さん、疲れた? ごめんね、連れまわして……」【第九回ひじき祭】

鳴花ミコトとあなたの最期の旅「お兄さん、疲れた? ごめんね、連れまわして……」【第九回ひじき祭】

私が鳴花ヒメ、そして鳴花ミコトと初めて会ったのは、暑い夏の日であった。彼女たちは半ば上がり込むような形で我が家に住むことになった。彼女たちが来てから、我が家は変わった。ヒメはムードメーカーで、いるだけで家が華やかになったし、ミコトは家事などの手伝いを嫌な顔一つせずによくしてくれた。そんな、賑やかな日々が続くと思っていたある日のことである。私は外出先で急なめまいに襲われたかと思うと、瞬く間に気を失ってしまった。気が付くと、真っ暗な場所だった。よくよく目を凝らしてみると、白い天井と、周囲を取り囲むカーテン。病院だった。体を動かそうとするも、ピクリともしない。私はいったいどうなったのだろう……そういえばヒメとミコトは……。そう考えた時、誰かが枕元に立っていた。実態があるのか、無いのか、分からないただただ黒い影。「お兄さん」しかし影はその声がするやいなや消えた。声の主はそれと入れ替わるように現れた。心配そうな顔をしたミコトだった。 使用楽曲Heavenly_music / 伊藤貴章【VOCALOIDオリジナル】白鳥ノ夢想曲(トロイメライ)【巡音ルカ・WIL】/ Whinartense(89P)スペアキー / GANO

http://www.nicovideo.jp/watch/sm42646516