1万ゼニーくれたら蘇生してあげるよ?あとしゃぶってあげるよ?

1万ゼニーくれたら蘇生してあげるよ?あとしゃぶってあげるよ?

朝、ギニューはいつもの戦闘服がキツく感じた。なぜだと胸を触ると、なんだか張った感じがする。その胸を柔らかくしようと自分で揉んでみると、噴水のように胸から吹き出る液体が!「ム!これは!母乳ではないか!」自分の異変に驚いたが、どうやら自分が妊娠したらしいと状況を飲み込み、いつもの冷静さを取り戻す。しかし誰の子かはわからぬ。ギニューは特戦隊メンバーを招集した。リクームは無精髭の生えた顎をさすりながら状況を必死に飲み込もうとしていた。「えーっと、つまり・・・?」「このミルクを飲んで感想を聞けば誰の子かわかるって事だろ!」ポカッっとリクームのモモを叩きながら横からグルドが補足する。「そういうことだ」「隊長もヤル事やってるんだな!」「以外!隅に置けないね!」二人組が茶々入れながら乳白の液の入ったコップを手にする。「飲んでみろ!」その二人組、バータの方が先にコップの中身を飲み干した!「なんか薄味だな…」ジースはすぐに飲み込まず、口の中で転がしている。「んー、これは何とも。無農薬のサツマイモをたっぷり食べ、健康的な環境で育たなければこんな味は出ない…」バータは「飲み慣れとんのかい!」と優しくチョップを入れる。「な、なんか食通とかこんな事よくいうじゃんか、ハハ」ギニューは確信する。「2人とも違うみたいだな」「へっ、なんかテレビのバラエティー番組みたいじゃんか!俺にも飲ませてくれよ!」リクームがせがむのでグルドの分も合わせて2人分、母乳を絞り出した!「さあ味わえ!貴様らのうちどちらが俺の夫になるか!これでハッキリする!」リクームは一気に飲み干すと不満げな表情を浮かべる。「もっとビシッとウマいのかと思ったけどなんだこりゃ」「そりゃ母乳ってこんなもんだろ」グルドはチビチビ飲みながらリクームに言う。「ん…?」ギニューは少し疑問に残しながら隊員を解散させ、あとで内緒に1名を呼び出す。真実を確かめてみようと思った。「お前なんだろ…」グルドは額に汗を滲ませ緊張で肩を震わしていた。「…俺は、隊長に憧れてた。強さ、リーダーシップ、魅力…俺!隊長の全てが欲しかった!」「それで…?」「時をちょくちょく止めて、俺の種を…!」「おっと聞いた俺が野暮だったな」ギニューは聖母の様な笑みをグルドに向け、近くに来るよう手招きした。トコトコ近づいた彼の頬に、ギニューは優しく唇を乗せた。「あ…」「俺とお前の時間、今度からは絶対に止めるな。流れる時間も思い出も、全部俺と共有するんだ…。隊長命令だぞ」「ハイ…」「異星人同士、寿命も全然違うけど…最後まで。どんな時も一緒だ」ギニューはグルドを腕の中に迎え入れ、お互いの胸の鼓動が収まるまで、部屋が夜の闇で覆われるまで、温もりが熱情を孕むまで……愛を混ぜ合いながら心を溶け合わせていった。黒と白の混ざり合うチョコレートパフェのように…

http://www.nicovideo.jp/watch/sm42680321