GUMIによる Le chant du Diable (元ドイツ軍歌のフランス軍歌 日本語吹替え版 3番まで)

GUMIによる Le chant du Diable (元ドイツ軍歌のフランス軍歌 日本語吹替え版 3番まで)

はてさて、この度のリクエスト曲は「悪魔の歌」っちゅーフランス語の軍歌・・・かと思いきや、実はドイツ軍歌「コンドル軍団分列行進曲」のフランス義勇SSによる替え歌という、なんとも奇妙な歌をお届け致します。(え?過去にもエストニア義勇SSバージョンとか、ラトビア義勇SSバージョンも観たから別に驚かないとな?さよけ。)この歌を歌っておりました第33SS(親衛隊)所属武装擲弾兵師団、通称「シャルルマーニュ師団」は、フランス人から成る「反共フランス義勇軍団」等の、複数の部隊がまとめられた部隊です。赤(共産主義)をしばく、もしくは高給目当て等の諸々の事情によって集まった彼らは、旅団規模(6000名程度)の組織だったのですが、これまた諸々の政治的理由によって師団へと昇格。師団と名はつくものの、実兵力は旅団規模という編成のまま、彼らは1945年のポメラニア戦線に放り込まれます。運の無い事に、この初戦で歩兵戦力差8倍、多数の戦車支援付きソビエト軍とぶち当たり、重火器、戦車、航空支援なし、というないないずくしの状態で、個人用携帯対戦車火器(パンツァーファウスト等)を頼みに戦闘を開始。が、48時間の戦闘で25%(1500名程度)にも及ぶ損害を出し、再編成の為に後退。さらに運の無い事に、霧の中を撤退中にソビエト軍戦車隊と鉢合わせ、大平原の真っただ中で今度は対戦車火器が一切ない状態で迎撃・・・できるわけもなく蹂躙されて壊滅したのでした・・・。(ドイツ軍戦線に辿り着いた生存者は100名程度)その後シャルルマーニュ師団は、残存兵力と予備兵力を合体させ1000名程度の集団になりますが(師団??)、最後は第11SS義勇装甲擲弾兵師団「ノルトラント」所属の部隊となり、ベルリン市街戦へ投入されます。もはや帰る場所の無い彼らは、支援についてくれたティーガーII戦車と共に、パンツァーファウスト片手に鬼神の如き戦いをみせます。(彼らだけで、62輌ものソビエト戦車を撃破したそうな。)そして、ドイツ第三帝国と共に散っていったのでした。(生存者は50名以下+後に銃殺)●おまけQ.歌の中では「戦車」って歌ってるのに、動画中の写真は何で「突撃砲」なん?A.シャルルマーニュ師団の編成に普通の旋回砲塔タイプの戦車がおらへんで、突撃砲と大砲(Pak)ばっかなんやもん・・・要はSSなんやけど「どノーマル」なドイツ軍の歩兵師団の編成なんで、歌詞と写真に齟齬が生じてしもた訳です。いぜう。次回投稿予定:2023年10月5日次弾装填:Chant de la Legion (フランス外人部隊の歌)★本日のうちのMMD的家系図ままま式 GUMI Suzy125 型

http://www.nicovideo.jp/watch/sm42791124