浅茅が宿/琴葉葵

浅茅が宿/琴葉葵

イラスト:居飛車珍道中様 ( https://twitter.com/ibi_niconico )この動画は社畜大豆(Magnetite)様 ( https://twitter.com/Fe3O4_11 ) 主催の百鬼夜稿祭2023参加作品です。原作:上田秋成『浅茅が宿』(雨月物語)追記:無事ネタ被りした模様→ https://www.nicovideo.jp/watch/sm42786553  正直レベチです…!別解釈・別視点面白い(>_<) あらすじ観念的でうわついた性をもつ勝四郎は、家を貧しくするばかりで親戚からも軽蔑される。それを悔しく感じた勝四郎は、妻・宮木を残し商売に京都へ上る。「葛の葉に風が吹いて白く裏返る秋に帰るだろう」。しかし、故郷である東国で戦乱が起こり、勝四郎は宮木が死んだと思い込んだまま7年を京都で過ごす。そして、この頃京都でも疫病が流行る。この世の崩壊に際し勝四郎は、妻に対する無責任を感じ、故郷へと帰る。荒れ果てた故郷で、勝四郎は思いもよらず生きていた妻との再会を果たすが…。『雨月物語』は、怪異物語でありながら、むしろ人間性について、自分の内面について考えさせられる作品です。『浅茅が宿』で言うと、勝四郎の「物にかかはらぬ性」が終始尾を引いて、結局宮木の真の思いを理解することはできませんでした。こうした自分の「性」によるすれ違いが果たして日常にどれだけあるか。…とやかく考えて書きましたが、率直に読んで思ったことは「江戸時代にこんな緻密な作品があったのか!すげえ!!」ということだけですw 古文だからって侮るなかれ?現代語訳でぜひ読んでみてください!!この曲が皆さんの興味を引くきっかけになれば幸いです。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm42795976