【歌ってみた】Pellicule / 不可思議wonder/boy & 神門【イヤホン推奨】

【歌ってみた】Pellicule / 不可思議wonder/boy & 神門【イヤホン推奨】

この曲を作った不可思議さんは、2011年6月23日、不慮の事故により急逝。24歳という若さで亡くなりました。そして、現在の私の年齢も24歳。改めて、最近彼の曲を聴くことが多くなりました。この『Pellicule』は、旅ばかりしている友人に向けて書いた曲だと言われています。ただ、彼の死後では、意味が変わってくるように感じます。彼は、自分が死ぬことを分かっていてこの曲を書いたのでは、とも言われるほど。もちろんそんなことないのですが、そう感じざるを得ない部分が、歌詞の中に多々あります。これをきっかけに、不可思議さんの他の曲もぜひ聞いてみてください。最後に、歌い方の話をします。この曲、きっと今後出会うどの曲よりも歌うことが難しいです。聴いているだけだと何も感じないかもしれません。最初は僕も、読み上げているだけと感じました。ただ、録音してみると、全く上手くいかない。この曲、本家の魅力は、「えっと、そうだな」「どうでもいいんだけどさ」などの歌詞が、実際にそこにいるかのような臨場感があることです。歌ってみて初めて、ポエトリーリーディングの奥深さを感じました。1000回聴いても、もちろん彼のようにはまだ歌えません。そして、神門さんは、亡くなってしまった不可思議さんと親交の深かったラッパーの一人です。 この歌詞から、どれだけ彼らが仲の良い関係であったかが伝わってきます。歌詞の中にある、不可思議さんが「もう二度とやりたくないけど」に対して、神門さんは「また騒ぎてえなあ」という対比。不可思議さんが神門さんのライブには来れないと分かっていても、「どうする?」と問いかけてしまう感情。”ワンちゃんの名前でフリーを取る”のワンちゃんという言葉は、「お前が来れないから犬の名前で席を取っておく」「ワンちゃん(ワンダーボーイのあだ名)で席を取っておく」というダブルミーニング。不可思議さんの方の歌詞の「いつの間にかいなくなるよな」は、日々の中で忙しくなる周りの友人を思った言葉。それに対して、神門さんの「いつの間にかいなくなるよな」は、不可思議さんの死に対するものなんでしょうね。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm42857923