例えば、特許出願書類「コロナウイルス感染に対するアジスロマイシンの応用」では、発明者である郭英、陳乾、唐柯は、コロナウイルスの人体への感染メカニズムとアジスロマイシンの利用方法について以下のように述べています。コロナウイルスは直径50-200nmの球形のエンベロープウイルスであり、膜タンパク質(M)、エンベロープタンパク質(E)、ヌクレオキャプシドタンパク質(N)を含んでいます。スパイクタンパク質は膜融合を介してエンドサイトーシスによってヒト細胞内に侵入し、ウイルスは細胞質でウイルス複製のための遺伝物質を放出します。そのRNA断片はヒト細胞のリボソームと結合し、一連の多タンパク質1a/1ab(pp1a/pp1ab)合成が行われます。これにより、コロナウイルスの芽が生じ、細胞外に放出され、新たな感染が始まるという流れです。