デキサメタゾンについて (2-2)

デキサメタゾンについて (2-2)

コロナウイルス感染時には、体はウイルスと戦いながら炎症反応を起こします。しかし、免疫系が過剰に反応すると、体が自ら作り出す炎症が身体に致命的なダメージを与える可能性があります。言い換えれば、免疫系はウイルスを攻撃するつもりで反応しますが、誤って身体自身の細胞を攻撃してしまうのです。デキサメタゾンの特徴的な効果は、この過剰な免疫反応を抑える能力にあります。したがって、デキサメタゾンは、酸素吸入が必要な重症患者や既に人工呼吸器を使用している患者など、重症のコロナウイルス感染症患者にのみ使用すべきです。一方、軽症の患者では自己免疫反応を抑制する必要がなく、むしろ最大限に発揮させる必要があるため、デキサメタゾンは適用されません。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm42881359