なりゆきFridaynight夜のホテルで女 キスで絡める指にわずか戸惑う男 なりゆきの果てFridaynightただ熱いシャワーのあと 強めのカクテル火照ったならばそっと ベッドに溶けるだけ闇に揺れるオレンジキャンドルに 吐息が冴える蔦のように絡めとられながら されるがままに硝子越しに激しい雨が打つ 都会が滲む秘密の顔見られて見せられて 戻れはしない猫の仕草で女 ネイルが光る指に預けるだけの男 すべてに堕ちるFridaynightいま焦らされながら まだ 切ないばかりの欲しがる声だけが 空しく 消えてゆく壁に描くふたつのシルエット ひとつになれば蜜に濡れる 熱い肉の中で 抑えきれない空が光り 轟く(とどろく)一瞬に 抱き締めながら突き刺すような のけぞる死のふちを 悦びながら殺されたような女 シーツに動かぬままさいなまれてる男 なりゆきの果てFridaynight