郁代VSニジカ

郁代VSニジカ

オクロ植物褐藻綱コンブ目コンブ科 (学名:Laminariaceae )に属する数種の海藻の一般的な名称である。生物学が生まれる以前からの名称であるため、厳密な定義はできないが、葉の長細い食用の種がコンブと呼ばれる傾向がある。コンブ科に属する海藻でも、オオウキモは通常、コンブとは呼ばれない。生物学ではカタカナ書きの「コンブ」が使われるものの、単なる「コンブ」と言う種は存在せず、マコンブやリシリコンブ、ミツイシコンブなどのように、コンブ科植物の種の標準和名に用いる。他方、食品など日常的には昆布やこんぶ(こぶ)の表記も使われる。ウェブスター辞典などにもそのままkombuとして記載されている[4]。コンブ科の海藻は、日本列島では北海道沿岸を中心に三陸海岸などにも分布し、寒流の親潮海域を代表する海藻であり、また重要な食用海藻であるだけでなく、大きな藻場を形成し多様な生態系を保つ働きもある。コンブは胞子によって増殖する。コンブの胞子は大きさは5 µm程度であり、2本の鞭毛を持ち、海中を泳げるので、特に「遊走子(ゆうそうし)」と呼ばれる。遊走子はコンブの表面から放出され、海中の岩などに着生する。着生した遊走子は発芽して「配偶体」という微小な植物体になる。1個の遊走子から1個体の配偶体ができ、雄と雌の配偶体がある。雌雄の配偶体それぞれに卵と精子が作られる。この卵と精子が受精し、受精卵が生長すると巨視的な「胞子体」、つまりコンブとなる。コンブ科と同じコンブ目に属する近縁な種としては、ワカメなどが属するアイヌワカメ科[15](チガイソ科[12])や、コンブの原始的な形と言われるツルモ科があり[16][17]、また、アラメ、カジメなどが属するレッソニア科が挙げられる[12][18]。日本のコンブ生産量は約7万6千トン(2021年度 生重量)。生産量全体に占める養殖物の割合は約40%(2021年度)。天然物の生産量の95%以上、養殖物の75%を北海道が占める(2021年度)[19]。輸出入は乾燥昆布の輸出は行われているが、輸入は割当はあるが実際は行われてない[20][21]。また、中国でも80万トン前後が養殖されている[要出典]。北海道の函館市沿岸ではマコンブの養殖が盛んに行われている。マコンブは2年生のため、その養殖には2年の時間と手間が必要であり、2年栽培の物に近い質を目指した1年の促成栽培もある。また、産業上重要種であるミツイシコンブ、リシリコンブ、オニコンブに関しても、その養殖法は確立されている。その他の種に関しては天然の現存量が多い、もしくは前述の種より利用価値が低いことから、養殖法が確立されていない。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm43390085