ルドヴィゴ・ロンカッリ:スペイン・ギターのためのカプリッチョ(ソナタ)

ルドヴィゴ・ロンカッリ:スペイン・ギターのためのカプリッチョ(ソナタ)

Youtubeからの転載です( https://www.youtube.com/watch?v=ZAvODTJnQeE )。ルドヴィコ・アントニオ・ロンカッリ(1654 - 1713)はイタリアの貴族の末子としてベルガモで生まれ、ギター奏者、そしてバロック音楽の作曲家として活躍した人物です。音楽史において、彼はバロック・ギターのための作品「スペイン・ギターのためのカプリッチョ」を1692年に出版したことで名を遺しました。この作品は9つの組曲から成り、それぞれの組曲は前奏曲と舞曲で構成されていて、出版当時には「ソナタ」と命名されていました。作品は当時の一般的な5弦のバロック・ギターでの演奏を想定して作曲されましたが、1881年にイタリアの音楽学者オスカル・キレソッティが6弦ギターのための編集を行い、多くのギター奏者がこの作品に魅了されて演奏しています。特に、第9番の終曲「パッサカリア」(86:57~)は後にレスピーギが「リュートのための古風な舞曲とアリア」第3組曲( sm43403182 )の終曲として編曲したことで知名度が上がり、単独で演奏される機会が増えています。ベルンハルト・ホフシュテッター(バロック・ギター)

http://www.nicovideo.jp/watch/sm43438054