台南日本軍「慰安婦」少女像の移設問題

台南日本軍「慰安婦」少女像の移設問題

2月下旬、十数年ぶりに台湾本島に旅行で戻った際、台南市慰安婦人権平等促進協会が2018年に中国国民党台南市党部の傍らに「慰安婦」少女像を設置したものの、さほど時間を経ずして、少女像が立地する土地が裁判所の競売によって落札され、落札者から5年以内に少女像の移設を求められているという情報に接しました。そこで、各関係部署に問い合わせた後、当該協会(立法委員謝龍介服務処)に赴いた上で、新竹県新埔鎮にある日本公園の敷地内またはその付近に移設することを口頭にて提案させていただきました。新埔鎮というと、日本政府を相手に裁判闘争をされた元日本軍「慰安婦」被害者である故盧さんが長く暮らしていらっしゃった街であり、私も何度か自宅を訪問させていただいたことがありまして、新埔鎮と日本との間には深い関係があるということ、また、昨今の情勢により、日本の団体が台湾の団体と協力して、修学旅行生の旅行先を台湾へと変更することを推し進めていたりもしているようであり、少女像をこの地に移設すれば、地元に経済的利益がもたらされるかもしれないと申し上げると、新埔鎮の担当者は、新埔鎮には他にも公園が多数あり、贈呈物の目録を含め、贈呈に関する正式な文書を送ってきてもらって、それを受け取ったら、どのようにするか考慮するとのことでした。また、先に訪問した新竹県の担当者も送出側と受入側の双方が望むのであれば、協力するとのことでした。長年、「慰安婦」問題に取り組まれている婦援会にも先に訪問して伺ったところ、数年前に、当該協会から少女像の婦援会への贈呈に関する打診があったものの、空きスペースが足りないため、断ったことがあり、台南へ赴いて、相談してみたらいいとのことでした。さて、皆さん、他にもっとよいプランはございませんか?本件解決のために、一緒に取り組んでもらえないでしょうか?

http://www.nicovideo.jp/watch/sm43504302