命ひとつ/futomomop

命ひとつ/futomomop

壊れた景色の端っこに佇んだ流れるかけらは消えた澄み渡る空 祈りながら切った十字は神に届くのだろうか今でも 右肩に射した日差しが 優しく揺れて心の裏側 照らしだすように ああわたしの命を使ってもらえたら虚しく過ぎる時間 できることもあると思うのわたしじゃうまく使えない 空に霞む命ひとつ楽しげに話す街角の声 まるで昨日のことのように思えた亡骸に無情に鳴る 波の音が響いては消えて喧騒さえも 深く沈めてくようにわたしの命をあなたに差し出そう重ねた希望なんて押し付けるのは 驕りなのかなわたしだけにしか使えない迷い 揺れる命ひとつうまく生きれる自信もないけど 捨てる勇気もないから命ひとつ※イラストはキリエルイ(  https://twitter.com/Louis_xxx_kyrie  )のものを使わせていただきました

http://www.nicovideo.jp/watch/sm43536529