【DBTB】刻まれる戦闘の記憶 〇〇〇連ガチャ トライ映像

【DBTB】刻まれる戦闘の記憶 〇〇〇連ガチャ トライ映像

「さあみんな!僕についてきて!」「はーい!」子供達は青年の呼びかけに元気よく応じる。青年は手で指し示しながら、通り道にある設備の説明をする。「これはスピリットサイフォン。トランスボールを蓄えておくトコロなんだ」青年はタイムパトローラーの職場見学ツアーガイドとして、子供達でもわかるよう簡単な言葉に置き換えて説明する。「とらんすぼーる?」「あっそっか。トランスボールの事、説明まだだったね!トランスボールっていうのは昔存在していた超戦士の魂を封じ込めたものなんだ」「ちょーせんし?」「すごく強い人、ってことだよ」青年は更に奥に案内する。すると、たくさんのベッドとそこに寝かされている沢山の拘束された人間の収容された部屋を、青年はガラス越しに指し示す。「ここはさっき言った超戦士のクローンから魂の材料を抜き取る部屋なんだ」「クローン?」「人のコピーのことだよ!」ベッドで寝かされた人々の腰元で、白衣を着た研究員が激しく手を動かしている。こちらに背を向けているため、何をしているのかわからない。「孫悟空さん、早く出してください?」「私は孫悟空じゃない!ここはどこなんだ!助けてくれ!あーーー!」「…採取完了」研究員は機械に採取した何かを入れてスイッチを押す。管を通じた先に繋がれたガラス球の中に光り輝く光球が出来上がる。「あれがトランスボールだ」「わー、なんか太陽みたい!」「あれを使えば超戦士に変身ができるんだ」「へー、なんだか面白そう!ひーろーみたい!」「…面白そう?」青年は子供達を睨み付けた。影が降りたように青年の表情が険しくなる。「お、おにーさん…?」「…ん?あっ!ああ、なんでもないよ!ハハ」青年は笑顔を作り子供達を安心させ、さらに施設の奥まで進ませる。たくさんのモニターが張り巡らされた部屋に、子供達を招き入れる。「あっさっきのちょーせんしのひとだ!」モニター内では屈強そうな異星人達を相手に、超戦士に変身して戦いを挑む様子が映し出されている。だがそのモニター全てに、勇ましい戦士が映っている訳ではなかった「あ…」子供達の表情が固まる。それは1枚のあるモニターに映った光景を見てしまったからだ。「二度と復活できぬよう、粉々にしてくれる!」「たったすけ」「ハアッ!」命乞いをした人間の、木端微塵になる様子。それだけじゃない。「命はもらったあ!」「ぎゃあ!」癖のある声質の生物に体液を吸い尽くされる様子も移されていた。子供達は震え、中には泣き出す子もいた。「さっき、変身を面白そうだ、という言葉を聞いた気がするんだ」青年はリモコンのボタンを押すと、黒い裂け目が現れ、子供達を吸い込み始めた!「たったすけて!おにいさ…」青年は一瞥することなくモニターに向かい、時の綻びに転送された子供達を探し当てた。「……いるいる」青年は作った声で子供達に呼びかけた。「こちらトランクスだ!聞こえるか!」

http://www.nicovideo.jp/watch/sm43543844