首なし武士の幽霊伝説 #京都 #恐怖 #ホラー

ある夜のことさ、実はこれ友達から聞いたやつなんだけど、その友達が京都をぶらぶらしてた時の話だよ。 その日は夜遅くて、観光客も少なくてさ、友達はちょっと路地に迷い込んじゃってさ。いい雰囲気だったって言ってたんだけどね、古い神社とか古い木とかがあって、散歩するにはちょうど良かったんだって。 んでね、月明かりだけで空気がね、なんかぞくっとする感じだったって。そしたらさ、遠くからぼんやり人影が見えてきたんだって。でもね、よくよく見ると、その人影はなんか変なんだよ。だってさ、その人影は首がないんだもん。体は武士みたいな鎧を着てるんだけど、首がないんだよ。友達は最初、何かの演出かなんかかなって思ったんだけど、その首なし武士がこっちに近づいてくるにつれて、ちょっと様子がおかしいことに気づいたんだって。そしてさ、首なし武士はそのまま消えたんだって。でもね、そのあとが怖いんだ。家に帰ったその友達、夜中にふと目が覚めると、部屋の角に首なし武士が立っていてさ、武士が抱えている首が、なんと友達自身の顔をしていたって言うんだから… めっちゃ怖いよね。それからしばらくは夜も眠れなかったってさ。これがね、京都の幽霊伝説：首なし武士ってやつだよ。その噂を聞いて、私も気になって、同じ道を歩いてみたんだよね。まあ、半信半疑でさ。でもね、その日も夜中になって、月がなんか意味深に輝いててさ。まさかと思いつつ進んでいくと、やっぱり何かがちらちらと視界に入るわけ。背筋がゾッとして、逃げようとした瞬間、足がもつれて転んじゃってね。うつ伏せになったまま、背中で誰かの息遣いを感じたんだよ。ゆっくり顔を上げたら、目の前には首なし武士が立ってて、手に持っていた首がじわじわとこっちを向いてさ。その首が笑ったんだよ… もうね、怖くて怖くて。立ち上がって必死に逃げ帰ったけど、その顔は今も忘れられらないんだよね。家に帰ったら、もう日が昇ってたけど、一歩たりとも外に出たくなかった。それからというもの、夜になると変な物音が聞こえたり、まるで誰かが部屋の中をうろついてるみたいな気配を感じるようになっちゃってさ。それから数日後、ねえ、信じられないことになったんだよ。家の鏡を見たら、映っている私の首が消えているように見えたの。目をこすったりしても、首はもう鏡には映らない。それ以来な…鏡を見るのが怖くて仕方ない。首なし武士の呪いなのかなって、まじでゾッとするよね。一睡もできず、数日間それが続いたあと、とうとう決心したんだ。夜中にもう一度、あの場所に行ってみるってね。#恐怖#ホラー#怖い話#京都

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