Emotion Manager / DingCat

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学校生活が始まった。初めての学校へ緊張しながら行き席に座った。席に座るととなりには一人、いやたくさんの生徒が僕と同じような表情で座っていた。まだ時間があったので私はあなたたちに声をかけた。「OOさんですよね?これからよろしくお願いします。」固い敬語の言葉だったけれど、あなたたちは元気に声を返してくれた。そこから私たちの学校生活が始まった。最初はよかった。お互いの価値観は違うけれどみんな声を掛け合って、課題の提出期限や明日の教科の準備のこと、様々なことを質問、応答、会話をした。一か月たった時だ。相手の行動パターンが見えてくる。それは悪いことだった。最初はみんな相手を傷つけないように、いや初めて出会うひとで緊張していて、優しい口調でしゃべっていた。だが今は、少し言葉遣いが乱暴になってきている。そのうち相手を小ばかにして笑いを取ったりするのだろうか。自分も相手も傷つけない。仲良しというのは関係が浅く、人脈広いことではないだろうか。それがインターネットだ。インターネットは匿名性があり、相手の顔、「現実世界の」行動パターンなどよく知らない。だからこそ仲良しになれることが多いのではないだろうか。ただ、インターネットでも有名になればなるほど、みんなのプレッシャーに耐えられなくなり最悪な結果になってしまうことがある。現実もインターネットも法則は変わらない。相手を知ろうとすれば知るほど(周りから親しみ、関係を深く持ったりする)と自分を傷つけたり、相手を傷つけたりする。嫌悪になる。そんなのあんまりじゃないか。だからこそ私は有名になっていない、好きなことをアップロードできる今の環境を大事にしていきたい。VOICE : DingCat DAW : Waveform MOVIE : AviUtl : ibisPaint X一言 : 最初は人間と共存しようとしたけど人間の嫌なところを知ってしまって自分の道を進んで最終的に人類を滅亡させるというストーリー

http://www.nicovideo.jp/watch/sm43793682