宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」という作品の中に出てくる、「蠍(さそり)の火」というエピソードに基づく歌です。 これまでたくさんの命を奪って(食べて)生きながらえてきた蠍が、いよいよ自分が死のうとするときに捧げた、神さまへの祈り。宮沢賢治の思想がギュッと凝縮された部分です。 まだ蠍の星が見えるかなと思い、公開しました。「銀河鉄道の夜」を思い浮かべたり、読み返したりしながら、ご視聴いただけるとうれしいです。 歌詞:蠍の星/作詞・作曲:Dancing Cloud バルドラの蠍は水に溺れて 儚くその命を失ったという その刹那、蠍は神に祈りを 心の奥底から捧げたという わたしの命をむなしく捨てずに 誰かの幸い叶えてください 天に赤く光る蠍の星にわたしはなりたい 本当の幸いを人に与える命でありたい バルドラの蠍は夜空に昇り 紅に燃えさかる、あの星になった 立ちのぼる煙は銀河を描き やさしく旅人らの行く道を照らす わたしの体を燃やしてください 暗闇を照らす光になりたい 天に赤く光る蠍の星にわたしもなりたい 本当の幸いを人に与える命でありたい わたしの命は燃え尽きてもいい あなたの悲しみ癒せるのならば 天に赤く光る蠍の星にわたしはなりたい 本当の幸いを人に与える命でありたい 天に赤く光る蠍の星にわたしもなりたい いつかこの世界が終わる時にも 笑顔でありたい イラスト:qiaominxu_橋茗旭(AIイラスト) https://pixabay.com/ja/users/qiaominxu_%E6%A9%8B%E8%8C%97%E6%97%AD-18717949/ PixabayでAIイラストを公開している方です。今回も素材を使用させていただきました。