改悛のドロッセルバート / 小春六花

改悛のドロッセルバート / 小春六花

「むかしむかし、それは大層美しく、しかしワガママなお姫様がいました―――――」ある童話を題材にして作ってみました。作詞作曲:きおイラストはStable Diffusionで作成歌詞空前絶後の美しい姫 ゆえに高慢で傲慢並び立つ求婚者たちは 尽く笑いものにされあなたは酒樽 あなたは雄鶏 あなたは流木かしら特にそこのあなたなんて つぐみみたいな髭ね嘲り笑う娘に 父王は怒るお前は次に来た乞食とでも結婚してしまえ訪れたみすぼらしい乞食の奏でる音が父王の心を打つ 「我が娘をやろう」青ざめる姫をよそに 婚礼は恙無く進み姫でもなんでもない女は 追い出されました外は美しい森と街並み つぐみ髭の王がものもしあの時選んでいれば 私のもののはずだったのに籠も編めず糸も紡げず 己が無能を思い知る城の下女に成り下がり 残飯を持ち帰る日々今宵は絢爛豪華な結婚式の夜悔悟の影に沈む私には眩し過ぎて突然手を取り誘うのは あのつぐみ髭の王もがく私の袖から 残飯がぶちまかれ響き渡る嘲笑の中 つぐみ髭が優しく揺れる「心配ないよ」と言う声は 我が夫だった試すような真似をしてごめん 一目惚れだったんだでも私にはもうそんな 価値など無いでしょう悪い日々は過ぎ去ったんだ 今こそ式をやり直そう姫は前よりもなお 美しいのでした

http://www.nicovideo.jp/watch/sm43901988