君が、きみが……溶けていく。▶︎--------------------------------------------------------音楽・動画:riku → https://twitter.com/_riku_1578_ 絵:百地様 → https://x.com/fymm0123 ▶︎---------------------------------------------------------夏が終わりますね。この曲があなたの夏の一部になることを願います。歌詞「さよなら」だけが残ってしまってた。緑青みたいに染まる心が未だ晴れないまま、青く滲むスクリーンの中。どこまでも続く気がしてた。夏の雨の匂いみたいな声が鬱陶しくってさ。君の色をただ、鈍色に塗った絵の具が孕む涙。伝った頬さえ照り返すのに、いつまで目を逸らすんだろう僕はさ……。君が、きみが陽炎に溶けていく。時間が止まるような眩暈の中、切り取って笑う。魔法が解けていく。君に、触れられないままで。降り出した雨も止むように、夏だっていつか終わるように…って、「あぁ…わかってたはずでしょう?」君がくれた、名前のない感情がいまこの夏に溶けていく。隣り合って真似た呼吸とか、ふたつあって刻む鼓動とか、未だ鮮明な僕を君は笑ってくれるかな。風が吹いて靡く髪から不意に覗く、アイオライトのピアス。片方が見当たらなくて「君の知らない僕」になりたくはないのに。燦々、照らして写し出した影模様も、散々、濡らし去って遠のいた雨模様も君がいるから。君がいたから、変わらず歩いたのに。君のその手は届かないまま。割れたレンズ向けた夏の影に、香った想い出が重なり合うなら痛くたって構わないから。そのシャッターを切ってほら、「君が、きみが陽炎に溶けていく。時間が止まるような眩暈の中、君と、暮れる斜陽に焦げてしまう前に……。」君が、きみが想い出に溶けていく。終わってしまわないで。少しだけ叶うのなら、ふたり影が伸びる日々を忘れたくないの!降り出した雨も止むように、夏だっていつか終わるように…って、「あぁ…わかってたはずでしょう?」君がくれた、名前のない感情がいまあの夏に溶けていく。