いつも通りマニアックなリクエスト曲なのですが、今回は「聖パトリック大隊の歌」を、ゆかりさんと共にお届けいたします。(英語の曲に限り、翻訳監修をIFV殿に頼んでおります。ありがとうございました。)歌の主題である聖パトリック大隊ですが、まぁ、解説が必須だと思われますので、以下に述べさせて頂きます。時は1846年、アメリカ・メキシコ戦争の時にメキシコ側に立って活躍した、アイルランド人を主軸とした砲兵部隊が「聖パトリック大隊」になります。彼らは、当時アイルランドで飢饉が発生したり、イギリスで迫害されたの受けて、自由の国であるアメリカに渡ってきた移民達でした。彼らは一旦アメリカ軍に入隊しますが、アメリカでのカトリック教徒迫害や移民への激しい差別、アメリカ軍の各種蛮行に堪えかね、アメリカ・メキシコ戦争勃発と同時に脱走、メキシコ軍側に立ってアメリカ軍に牙を剥きます。(他にもドイツ・オランダ系移民もメキシコへと鞍替えしたようです。)聖パトリック大隊は複数の戦闘での活躍によってメキシコ軍から勲章を授かるまでに至りますが、最終的には、1847年8月20日のチュルブスコの戦いにおいて6倍のアメリカ軍を相手に逃げることなく戦い、壊滅します。その後、捕虜となって生き残った者達は、アメリカ・メキシコ戦争最大の公開集団絞首刑によって、そのほとんどが処刑されたのでした。余談ですが、この歌は近代に作られた歌です。シンガーソングライターのデヴィッド・ステファン・ロヴィックス氏(David Stefan Rovics)が、作詞作曲されたのですが、彼の他の音楽は、2003年のイラク戦争、反グローバリズム、アナーキズム、社会正義の問題といった時事的なテーマ等を扱っているそうで、この歌も過去のアメリカの政策批判から生まれた代物だそうです。彼は「アメリカ政府の外交政策はアメリカ企業の利益を代弁している」「アメリカ政府は国内でも海外でも民主主義を好まない」等とおっしゃっておりますし、興味のある方は調べてみると新たな発見があるかもしれません。(私事ですと、まーたYoutubeに投稿したドイツ軍歌が抹殺されました・・・Youtubeさんの本社って、アメリカ合衆国カリフォルニア州ですよね?わしも反アメリカ主義に傾いちゃうぞぉ?まぁ、半分冗談ですが。)次回投稿予定:2024年11月21日Песня о Советской армии★本日のうちのMMD的家系図くま式 結月ゆかり ChaChaMARU型