「プロデューサー…あなた、昨日寝てないでしょう」『…。そんな事はありません』「嘘をついても無駄よ。今日のあなたのパラメータは明らかにいつもより低下しているわ」『星南さんのその看破能力ズルくないですか』「…と言うより、数値以前に調子が悪そうだもの。P科の生徒の中でも名高いあなたが、自己管理も出来ないとは思っていなかったわ」『ご指摘も無理はありませんね。自分の力量を上回る量の仕事を抱えてしまったツケが出たようで、気が休まらず…すみません』「まったくもう。困った先輩ね」「プロデューサー、こっちへいらっしゃい」『…? 何か企んでいますか』「人聞きの悪い事言わないでちょうだい。この私が直々に膝枕をしてあげる、と言っているの」『ひ、膝枕を…?』「あら。担当アイドルが親身になって助力を申し出ているというのに、その好意を無下になんてしないわよね。先輩?」『むむ…。しかし…願ってもない事ですが膝枕というのは…』「心配無用よ。莉波も自分のプロデューサーに膝枕していると聞いたわ、特段おかしな事ではないと思うのだけれど」『あのコンビは関係性が特殊では…?』「さ、御託は終わりにしましょう。観念して私の下で眠りなさい。その方があなたの健康の為でもあるわ」「これが十王星南の膝枕よ。感想聞かせてくれるかしら」『…。膝枕って、言うほど膝じゃないですよね。どちらかと言うと太もも枕の方が正鵠を射ているかと』「…何を言いたいのか分からないのだけれど」『星南さんの太ももやわっこい…ムチムチで気持ち良い…』「言葉選びはイマイチだけれど…褒め言葉として受け取っておくわ。気に入ってくれたのなら光栄よ」「…!? ちょっと、何でスカートめくって…!」『いいブラインドになると思いまして…。ああ、星南さんの香りがいっぱいする…』「そうかもしれないけれど…あっそっち向いたら見えちゃう…!」『目、閉じてるから見たくても見えないですよ…。あぁ、これでやっと寝れる…』『…zzz』「…寝ちゃったわ。こんな格好で…信じられない」「ふふっ。まったくもう…困った先輩ね」「私の膝枕はよく眠れたかしら?」『勿論です。何故か分かりませんが、薄桃色の空模様でファンシーなウサギさん達と楽しく戯れる夢を見ていました』「…。プロデューサー、さては…見たわね?」『はて何の事ですかね?』「もう…。エッチな先輩ね」Vo+10Da+10Me+10SP+10