桜の木の下にはStreaming : https://linkco.re/C8QUeCAEMusic & Artwork : 中条タキLyrics : 死角に喰らったクラクション既視感の挨拶鼓膜を突い裂く都会の言動未だ他人の目を負った幻像網膜侵した散房花序六畳の絵画肺を焦がす憂鬱と焦燥醜さだけが見たいだろう──なあ、おまえのもっと奥の奥を出して脳の吐いた毒も飲み干してくれ排気ガスも駆り尽くしてしまうくらいになあ、あの樹のもっと奥の奥の方へ行きつく先は善も悪もないぜ灰になってしまえよ全部風よ吹け、消し去ってしまえこんな薄っぺらい物に触れて痛む指先に何を思うか視界の片隅にあって俺を釘付けにしてくるんだ──おまえに何がわかるっていうんだいやいや、何もわかりはしないが盲目に生を罹患する下手くそに惑うアクター宿酔なんて馬鹿馬鹿しいあゝ、今宵の記憶も芥日陰に落ちた羽虫の残像噎せ返る深夜探した愛情、群れるは街灯泡散らした産声を上げよう静脈根ざした価値も伽藍堂の対価スルートラス越しに立った月光手招く先の呪いのよう──なあ、おまえのもっと奥の奥を出して気付いたときには全部度を越したグレー思い過ごしさ、美しい光景じゃないかなあ、あの樹のもっと奥の奥の方へおかしくなって才も能も貸して虚しさだけ抱えて飛び込んで踊れフライバイ朽ち果てな、光彩放って何千何万の恋を知った哀れなる哉、イカルスたちよ踏み出す方は暗いあの海身体を這い回る蛆のように──何を苦しそうな顔してんだ不愉快がることは何もないぜ胸を衝くそれは酷い顔訝しげに眺める酩酊夢現、声は消えぬまま残忍なよろこびを食って──なあ、おまえのもっと奥の奥を出してあの樹のもっと奥の奥の方へ形も思いも声も列をなしておまえの幸も不幸も全部この不安、完成を以て俺たちの渇きを満たしたいつかこの身を溶かした先の一つ一つ水晶になって春を纏う天井の奥に見透かした残酷な神秘──これは信じていいことなんだこれは信じていいことなんだ今なら俺にもわかるだろうか花見客たちの答え宿酔さえも心地が良い爛漫と咲く明日を謳え