アメリカ陸軍によって、高高度迎撃戦闘機として開発されたものの、諸般の事情から通常の戦闘機として運用されることとなったP-39エアラコブラ戦闘機。ヨーロッパや太平洋戦線において低性能ぶりを発揮し、特に日本軍戦闘機のカモにされ、独特の見た目から、日本軍パイロットからは「かつおぶし」などとあだ名される有様でした。こうして、P-39は戦闘機として酷評を受けた結果、厄介払いとしてソ連に送られることとなってしまいます。ところが、ソ連軍に渡った途端、ソ連のパイロットたちは本機を使いこなし、ドイツ軍相手に多くの戦果を挙げ、エースパイロットすら誕生しています。連合軍の中で、評価が真っ二つに別れたエアラコブラでしたが、ソ連で活路を見出し、まさに水を得た魚のように活躍したのです。