ユーロスターに乗って/歌愛ユキ

ユーロスターに乗って/歌愛ユキ

「ユーロスターに乗って」いちにのさんで打ち上げていつか花火みたいに落っこちて煙上げてがらくたになった宇宙船の上飲み飽きたレモネードのグラスをただかき混ぜるような毎日で壊れ果てたあの鉄塔によく似ていた私を許してほしいなんて思っちゃいないさ出来ないってわかるからこの間違いがどこかに続くなんてそんなこと知らないわ意味のない空襲警報がただ鳴り響くこんな世界であなたを見つめていたんだよ言葉ひとつもかけれないほどひたすらにその顔が見たくて涙も拭えたんだよ少しだけでいいからあの星まで届いてどうか投げつけたマグカップの欠片を拾い上げることすらしないままいつまにか雪になって降り落ちていた子供だったあの頃公園で枯れ落ちる葉のように踊ったこと結びあった指でできた影法師思い出した言葉もいつしかぼろぼろになってまっさらな砂になる書きかけていた手紙の文字さえもう掠れてしまっている鞄にしまった羊のブローチ失くしてしまえたらいいやって投げつけてしまいそうになるけど行く宛もわからないまま旅だちの電車に乗り込んだあの日の形のままいつまでも手の中に残り続けてしまうような気がした悲しんでしまうくらいならいつまでも悪者でいいんだいつかは忘れてほしいんだもうきっと戻らないほど色褪せた電球の明かりをあなたに見つけてほしい意味のない空襲警報がただ鳴り響くこんな世界であなたを見つめていたんだよ言葉ひとつもかけれないほどひたすらにその顔が見たくて涙も拭えたんだよ少しだけでいいからあの星まで届いてどうか

http://www.nicovideo.jp/watch/sm44678446