大学講師のラテン語講読 デカルト『省察』を読む (10) 「私」とは何か

大学講師のラテン語講読 デカルト『省察』を読む (10) 「私」とは何か

「私はある、私は存在する」を確証したところで、では「私とはいったい何か」を問うデカルト。ここも『方法序説』だとすぐに「私は身体から独立した魂である」という主張に繋がるのですが、この『省察』では結構手間をかけます。この箇所で、「身体・物体 corpus」についてのいわゆる機械論的な考え方も登場。この時点ではまだ懐疑の対象であり、ただちに結論が出ているわけではありませんけれど、最終的には確証されるデカルト主義のポイントの一つですね。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm44744438