新古今和歌集 巻第四 秋歌上 363 藤原定家『見渡せば花も紅葉もなかりけり浦の苫屋の秋の夕暮れ』『春の夜の』の歌などにあった幻想性・象徴性みたいのを越えて、もはや虚無・退廃美のようなところまで行ってしまった歌っすね。僕はこの歌には侘び寂びや無常観などといったものとは一線を画した怖さを感じるっす。花、紅葉、人生、美しいもの、今まで歌ってきた世界、それは無かったんだよ。ベールを剥いだ薄暗い舞台の上には廃屋があるだけだよ…
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