肝心なことがいつも言えないきみをまた泣かせてしまうのにすこしずつ育ててきた燈火がやせていくきみがこぼしたことばかき消すようにあめがずっとふっている傘はもっていないよだけどきっと濡れてもわるい気はしないよ黒い瞳の奥は見せなくなったさみしいね ぼくはまたひとり優しさと臆病さを履き違えているからうわすべりの言葉だけが口をすべらすあめがずっとふっているほどよいリズムきざみぼたぼたと音をたて心はざわめくこころのかたちはみんなそれぞれ違うからぶつけあうこと重ね生きていくんだねあめがずっとふっている傘はもっていないよしとしとと沁みこんでからだは冷めてくあめはいつかふりやんで虹をかけるだろうだからきっとぼくらもわかりあえる日はくる