【第五回10秒動画祭】幻の女【ウィリアム・アイリッシュ】【うっかり文庫】【ゆっくり文庫リスペクト】

【第五回10秒動画祭】幻の女【ウィリアム・アイリッシュ】【うっかり文庫】【ゆっくり文庫リスペクト】

"死刑執行日の150日前"第五回10秒動画祭 series/515436マイリスト  mylist/73029299 <編集後記>第五回10秒動画祭最後の一作はウィリアム・アイリッシュ原作の『幻の女』です。これは推理小説であり、サスペンスでもあります。この作品も長篇の動画としての制作を頭の中で計画しているのですが、未だに実現していません。この小説では、妻を殺害した容疑で死刑判決を受けてしまった主人公のヘンダースンに代って、事件の担当刑事、ヘンダースンの愛人、ヘンダースンの友人の三人が、その無実を証明すべく、唯一の証人になり得る幻の女を探して奔走します。この三人の視点が次々入れ替わりながらストーリーが進行していきます。私はそこに目をつけて、この小説を三つの視点に分割し、三通りの動画を別々に制作して、それぞれの視点からストーリーを追っていくというアイデアを思いついたのですが、思い付いただけで、未だに形にはなっていません。想像するだけで気が遠くなります。ところで、この作品はプロットだけの作品ではなく、アガサ・クリスティー並に文章がエレガントというか、読みやすいというか、流れるように入ってきます。セリフ回しも印象的で、作者の代表作だけあって、その力量が余すところなく発揮されています。一読をおすすめします。さて、今年も最後まで10秒動画祭を終えてみての感想ですが、 文学紹介と言いつつ、半分以上推理小説で固めてしまいました。やはり筋のはっきりしていることの多い推理小説の方が、純文学よりも要点を押さえて紹介しやすいです。短くまとめることの難しさがあらわになりましたが、まとめやすい小説とそうでない小説の違いもはっきりしてきたので、今後、どの作品を制作するかの選択に生かしていきます。やはり動画で一回見て大筋を理解できることが大事です。ここは動画制作者の力量が問われる場面ですから、自分の力量と相談して制作する作品を決定します。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm44966910