「誰かに見られている気がするんだ…」そう言って彼は頭にアルミホイルを巻き始めた。少ししてカモミールティーを注いでいると、外からレモンティーオジさんが陽気に容器へ妖気を湧起させ話しかけてきた「貴方の茶葉は麝香猫の糞。ならば私の糞はレモンティーに成り得るのですか」オジさんはレモンの顔を歪ませ、絞り出した液体をティーカップに溢した。「歯の割れた匂いに苦しむ青年が見ている」そう言ってに彼は布団に潜り込む。布団の中で捻り狂う動きをした彼はたちまち星空の天球を貪り食らった。その天球を腹に入れる度、腹の中は光を大きくし、まるでキリストを孕んだ聖母マリアの絵画のように、彼は輝いた。「君は食べないのかい?」彼は私に問うた「そろそろ冷めるので」その後私は手にしたカモミールティーを飲み干し、玄関の扉を開き、レモンティーオジさんのレモンティーを畑に撒いた。耕地からはレモンが咲き、レモンティーオジさんは幸せに暮らした。〜新約聖書伝説 第七章[アツアツレモン帝国校歌]〜