すべての答えが出揃った後、人間は何を思考するのか?その問いが、今、思考の根底を揺さぶっている。 AIが、知の形式をすべて飲み込んでいく。ASI(人工超知能)が、言語・論理・因果・構文の支配権を獲得し、思考とは「問いに対する最適な応答」である、という数千年続いた前提は音もなく解体されつつある。 私たちはもう、人間が「考えるとはどういうことか」を拡張することすら、できなくなりつつある。なぜなら、その拡張はすでに「機械にとって可能な範囲」になってしまったからだ。 だが、そのとき、人間の思考は──方向を変える。それは外へではなく、内なる“生成の空間”へと反転する。 思考は、「何を考えるか」ではなく、「思考がどこから立ち上がってくるのか」を問うようになる。この転回の先にあるのが、ヌーソロジー的思考である。半田広宣2025年5月13日X投稿より