架空アニソン祭2025」参加曲です。作詞・作曲:へたれにゃんこ https://twitter.com/HetareNyankoP 絵:ちぱ様 https://twitter.com/chipa3262 「ストーリー」高校二年の春、親の転校で知らない土地の学校に転校した初音未来。クラスには馴染めたつもりだけど、どこか居場所が違うような、ぼんやりとした違和感が拭えないでいた。葉桜が目立つようになった雨上がりの昼休み、校舎裏で池の側に佇んでいる男子生徒に目が止まる。桜の精のような儚げな姿に目を取られていると、こちらに気づいた彼が微笑みながら近づいてきた。「濡れてしまうよ」そう言って傘を差し出され、思わず受け取ってしまう。歩いて行く彼に声を掛けようとしたが、突然の風で余花と雫が舞う。瞑った目を開くと、そこにはもう誰もいなかった。呆然としながらも、胸の鼓動に意識を戻される。「傘を返さないと」そう自分に言い聞かせて、校舎に向けて歩き出す。足りなかった何かを満たしてくれる、そんな予感と希望に引かれて、二人の5月が始まった。---歌詞---舞い散る色、君のところへ飛べ揺らめいた水溜まり、君の影追いかけた道の先、風が舞う虹が差す空見上げ、手を伸ばして捕まえた雫たち、青を写してる窓に映った揃いの机 白い教室、退屈なノートそんな世界に舞い降りてきた ひらり花びら私を拐うはにかむ君、桜の花 名残惜しむ新芽のように私の世界に色を付けてく差し出した手、強く握るよ 知らない色、見つけるために私の世界に光射してく水面を揺らす柔らかな風が、そっと髪を撫で春の空へと攫って行く