渡良瀬遊水地 激暑サイクリングの旅

渡良瀬遊水地 激暑サイクリングの旅

渡良瀬遊水地(わたらせゆうすいち)は、関東地方4県にまたがる日本最大の遊水地。1890年(明治23年)と1896年(明治29年)に起きた渡良瀬川の洪水が発端で、洪水の影響により足尾銅山から渡良瀬川に流れ出た鉱毒による被害(足尾鉱毒事件)は顕著に現れ、鉱毒を沈殿させ無害化することも目的に、渡良瀬川下流に作られた。本州以南最大の湿地で2012年(平成24年)7月3日、ラムサール条約の登録湿地になった。渡良瀬川に思川と巴波川の2つの川が合流する地点である渡良瀬川下流部一帯にはかつて、赤麻沼・石川沼・赤渋沼・前原沼、さらに板倉沼などがあった。そのような、地形的には周辺より一段と低く洪水が自然に遊水する大湿地帯が、堤防によって囲われ、遊水池となっている。足尾鉱毒事件の発生当時は、鉱毒対策が目的で設けられたのではなく、洪水防止が目的とされたが、1903年の大日本帝国政府の第二次鉱毒調査委員会が、足尾銅山の渡良瀬川下流部に遊水池を設置する案を提示したことを受けて造成されており、鉱毒対策目的であることは明白であった。法令上は、国土交通省利根川上流河川事務所が管轄する河川の内部になっている。足尾鉱毒事件から100年以上が経ち鉱毒は減少し、主に治水と利水のための地域になっている。ただし、減少したのは上流から新たに流れてくる鉱毒の量であって、遊水地の土壌には2020年現在も銅などの重金属が多く含まれている。遊水地の領域は、栃木県・群馬県・埼玉県・茨城県の4県にまたがるが、大半が栃木県栃木市に属し、残りの部分が栃木県小山市、栃木県下都賀郡野木町、茨城県古河市、埼玉県加須市、群馬県邑楽郡板倉町に属する。面積は約3300haで羽田空港の2倍以上の広さがある。ゴルフ場が造成されている場所があったり、ごく一部に旧建設省の許可を得て圃場が行われた場所があったりするが、建物はなく、若干の道路と橋のみがある。内部に第1調節池、第2調節池、第3調節池がある。渡良瀬川の西側が第1調節池である。第2調節池は巴波川の東で、第3調節池は渡良瀬川と巴波川の北側である。第1調節池はかつてお化け沼と呼ばれ、釣り人に親しまれたが、その後の造成により南側の一部がコンクリート張りの谷中湖になった。谷中湖を除く第1調節池の大部分と、第2・第3調節池は、増水時のみ貯水する構造で、平時から池としての実態があるのは、谷中湖のみである。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm45097549