悠しんの、Ho〜〜 Waa!。 7月7日。七夕。夜空には、こと座のベガとわし座のアルタイルが輝きます。七夕は、中国の伝説に始まりながら、日本では稲の豊作を願う、たなばたつめの信仰と結びつき、祈りと清めの行事として、大切に受け継がれてきました。こんな祈りの日には、災いの噂が流れても、今ここに平穏があることに目を向けたい。それは“何も起きない”という奇跡の中で、わたしたちが日常を生きているという証です。たとえどこかで試練の風が吹いたとしても、今を祈る心、愛を信じる心が、未来を静かに整えていくでしょう。仏教では、祈ることも願うことも、執着せず、手放すことで清らかになると説きます。その願いが誰かのためであるとき、煩悩を離れた祈りは、慈しみとなって世界に広がってゆくのです。短冊に書かれた願いは、自分の幸せだけでなく、家族の平安、隣人の健康、世の安寧を想うものでした。それが昔の日本人の祈りのかたち。私だけではなく、私たちの幸せを願う心、――そこに、仏の教えは自然と根づいていました。七夕のあたりの夜は、もしも星が見えなくても、あなたの願いは、静かに空へ昇っていきます。そして、それは、きっと、どこかで誰かの力となっているのです。どうか七夕の夜は、願いとともに、生かされている奇跡と、この国の祈りの美しさを感じてください。そして目の前にいない、誰か、地球上で混乱している人々へも思いを巡らし、愛の想いで包む時間をもてたとすれば、それは布施の想いです。布施とは、いいね!の思いから始まり、祈りや、願いへと姿を変えるのです。今日も共にいてくださり、ありがとうございます。