ようやく絵具の話になります。14世紀当時の絵画なので、まだメインは油絵ではなく卵テンペラです。材料の性質に関して一部化学用語も出てきますので、それも説明しながら、油絵との比較なども補足説明を加えて進めました。これにてこの講読は一段落。絵具のセクションを読み終えようと思って、1時間35分とやや長めになりました。いま絵を描くにはあまり関わりないと思う技法も多いかもしれませんが、古典技法を応用している現代アーティストもいますし、技法的知識は学んでおく価値のある内容です。【講読する文献】Art in the Making: Italian Painting Before 1400, London: National Gallery, 1989.