Ink

Ink

ページをめくる 丸まった背中 彼女は いつも静かに 古びた日記に 言葉をこめて まるで 誰かに祈るように 白い指先 時間の影が優しく揺れて うすく香るインク 日々が染み込んでゆく わたしは 隣で眠って 夢のなかでも 優しい声を聞いていた 「この日記を あなたに」 小さな灯を 手のひらに受けとる まだ何も書けないけれど わたしの胸に そっと灯りがともった 風が鳴いても 空が泣いても ページのなかに そのぬくもりが残ってる やがてわたしも 誰かのために 静かに祈る日のために あの日の声が 胸の奥で わたしを そっと導いて voice Feng Yiart work Stable Diffusion Model: fiamixRebootPastel_v15

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