この猫は、私の母親が、死ぬ数日前に家に引き取って来た。当初は子猫で痩せているという話だったが、病院で診察したら、6~7歳だった。性別は母親が医師に訊かなかったので不明。外の環境で強い猫にやられて、私の家に来た時には既に虫の息であった。まあ、母親の知人の家に今から一カ月半位前に出現したようだが。もうその時点で死にかけだったらしい。なので俺等はこの猫の死に関して何ら責任はない。医師の診察の結果、重度の腎臓病なので、もうどうにもならなかった。で、診察料二万円と、動物病院内での一泊と点滴代が7500円位だったとさ。俺が金を出した訳ではなく、母親が全額出したのだが。 つーか、子猫と聞いていたのに、死にかけの6~7歳の野良猫、それも末期のあと数日で死ぬ状況のどうしようもない猫を受け取って来て、うちが診察代金と治療費の合計数万円も支払うなんて、バカじゃねーの、と俺は思うが、母親は納得しているようだ。黄色いテープは点滴した部位だろうな。俺は動物病院の中に入っていないのでよく分からないが。一晩預けていて、その間に点滴したんだとさ。 で、預けた翌日、病院内で点滴中だかに逝きました。まあ、病院に預ける前の段階で全然食べなかった。水のみ飲んで、虫の息だったからな。もう末期なんだから、俺は楽に死なせてあげろよ!と思うが、肉体ばかりに目が行く人々、霊的知識の欠片もない人達は、死んだら無になると思い込んでいるので、まあ、無理か。 人も猫も、死ねば霊体になるのにな。そして猫は暫くあの世で個体として生活した後、強力な因果関係のある親しい人がいなければ、そのまま猫の類魂の中に入って行くのにな。 何の知識もない奴等がこの世には多過ぎるよな。人も死ねば無になるとか、アホちゃう?芸能人もよ、80歳過ぎて大往生なんだから、良かったね~と、死んだら祝ってあげればいいのに。なにも殺された訳ではないのだから。肉体の牢獄、拷問みたいな肉体の苦しみから解放されたんだからさ、祝ってあげろよ。それを「悲しいです」とか言いやがるしよ。じゃあどういう風なのがいいんだ?誰でも150歳まで生きれば納得するのか?意味不明ですよ。 この猫も、もう十分に生きたんだから、治療なんてせずに、そのまま素直に死を迎えさせてあげればよかったのによ。そうすればこちらも治療費を1円も支払わずに済んだし、この猫も余計な苦しみを味わわずに済んだのによ。野良猫の平均寿命は5年位らしいからな。で、6~7年も生きたんだから、もういいだろ。 まあ、この猫の死体は、火葬するらしいがな。飼い猫でもないのに、死ぬ間際の猫を引き取って来て、費用が数万円も掛かったなんて、マジで馬鹿げているよな。 人間も、もう寿命が来たら、余計な延命処置なんてするなよ!