大学講師のデンマーク語&哲学講座 キルケゴール『不安の概念』を読む (12)

大学講師のデンマーク語&哲学講座 キルケゴール『不安の概念』を読む (12)

デンマークを代表する哲学者キルケゴール(Søren Kierkegaard, 1813-55)の代表的な著作の一つ『不安の概念 Begrebet Angest』(筆名ウィギリウス・ハウフニエンシス Vigilius Haufniensis, 1844)を読んでいきます。今回で第1章を(ところどころ飛ばしながらではありますが)読了です。繰り返し・まとめ的な部分もありますが、今回のポイントは「性的なもの」の成立を論じているところ。罪を自覚する自意識の成立と「性のタブー」の関係を論じている、と考えるとこれはますますフロイト的で興味深いところです。もちろん、当時はすでに裸同然で暮らす人たちの文化についてもある程度知られていたはずで、「裸に羞恥を感じて服を着ること」が当たり前ではないことを踏まえて、性的タブーの意義を分析していると考えられます。【キルケゴールのテキストは下記より】 https://teol.ku.dk/skc/sks/

http://www.nicovideo.jp/watch/sm45457581