音速少女と雨雲のための麗らかな小品 feat. Nehai_11

音速少女と雨雲のための麗らかな小品 feat. Nehai_11

-とある雨の日、僕は観測した- ▼Credit▼ Conposer & Backing Guitar : フジシロタカヨシ Vocal & Illustration : Nehai_11  X/ https://x.com/Nehai_11Movie & Bass : 風舞たち  X/ https://x.com/kama1tachiLead Guitar : アクター  X/ https://x.com/akuta0103?s=21&t=D7RDF_kZ0dx1FQts5f40hQ シナリオ 現代の日本のとある街にて。 豪雨の予報を見た僕は傘を差して街に出ていた。 雨は止む気配を見せるどころか、勢いを増している。 ちょっと天気やばそうだなどと思っていると視線の先にレインコートを着た少女が立っていた。 視線が合ったか合わなかったかその刹那、すごい勢いで少女が駆けだした。 猛烈なスピードに巻き上げられた僕の傘は吹き飛んでしまった。 慌てて振り向くも少女はすでに彼方へ消えている。 それから新しい傘を探して練り歩くもとんでもない豪雨のために何処にも新しい傘は売っていない。 道によっては水没しかけてきているのでとりあえず安全な場所で雨宿りしようと僕は走った。 雨雲はさらに黒々と巨大に成長して怪獣の姿になっている。 雷を口から放つ姿に人々は恐れおののき逃げ惑っている。 怪獣に背を向けて群衆が一目散に逃げていく中、僕は先刻すれ違って傘を吹き飛ばしたあの少女が怪獣に向かっていくのを見つけた。 彼女ならひょっとしたら、、、何故かそんな期待を持った僕は心の中で少女の安全を願う。 少女は怪獣に向かって目にも止まらぬ速さで駆けだした。 怪獣が少女に向かって雨を降らすも、あろうことか全ての雨を避けていく。 音速の域に達した少女の足元では風圧で水が跳ね上げられ、地面と靴の摩擦によって火花が散っている。 跳ね上げられた水が降り掛かるも僕は少女と怪獣の戦いを静観し続ける。 少女に向かって怪獣が雷を吐き出したが、少女はそれをすんでのところで避けて怪獣に目を向ける。 少女は思い切り助走を付けると踏み切って空へと舞っていった。 少女が物凄い勢いで動くことで雨雲はかき消えていく。 怪獣雲を消し飛ばして空から降りてきた少女の横顔は勝利のためか、街を守れた達成感か笑みを称えているように見えた。 雨が上がった後、ふと空を見上げたら世界は虹に包まれていた。

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