sing / 音街ウナmusic / 志野穂積----------------------------------------------「まだそこに在るのなら」やっとのことで踏み出した一歩をまた気の迷いだなんて欺いてしまったあと何度 僕は貼り付けた笑顔で僕を嫌っていくつもりなんだろう焼き付けたものが怖くなってしまって大人の振りして冷めた言葉を吐いたあと何度 僕は僕を他人に委ねて僕を泣かせるつもりなんだろう不意に薫る街の匂いが記憶の底を浚って押し込めた温度がここに在るってこの胸を鳴らしている手放して 失って手にしたものがあるから何が間違いなのかも判らないけど諦めた 傷付けたあの日の僕をまだ助けられるのなら言いかけたものを飲み込んでいなければここにいるのはどんな自分だっただろうそう何度だって悔やむのも止めて僕は生きることに慣れていった不意に響いた笑い声に泣きたくなるのはどうして閉じ込めた全部がドアを叩いて気付かない振りはもう手放して 失って手にしたものがあるから何が間違いなのかも判らないけど諦めた 傷付けたあの日の僕をまだ助けられるのなら手放して 失って何も見えなくてどこに辿り着くかもわからないけど諦めた 傷付けたあの日の僕をまだ助けられるのは僕だけだろう----------------------------------------------