怒らないで 聞いて行かないで 聞いて離れないで 離して 話して ずっと連れ去って ここじゃなくて海の見える 知らない家解けない糸で作って 救って救って 僕を巣食って 救って傷だらけ 伸びた爪たどり着いた ここにはもう あの人はいない雲間に揺れている 陰が靡いている手を振るように 滲んでゆく 覚えていますか背を伸ばして見た 柵の上の夕焼けあなたが 教えてくれたね ぜんぶせかい せかいにひとりせかい せかいにひとりせかい せかいにひとりせかい せかいにひとりいつか時も 忘れて苦しみながら 目を閉じるんだ床に散らばる白を かき集め羽を作るあの人の揺られる 雲間へ落ちてゆく生きてゆくんだ汚れてゆくんだ零してゆくんだ沖へ向かうんだ僕ら