「あまつぶの小径/Aozora Drop」長い雨音耳を澄ませばいつしか遠く霞んで消えたカーテンの隙間こぼれる光まぶたの裏に淡い金色洗い立ての葉雫がきらり小さな虹を宿しているねアスファルトの道草の匂いがそっと風に運ばれてくる誰かの鼻歌聞こえた気がして開けた窓辺に白い蝶々昨日までの景色とは 少し光の色が違うみたいだあまつぶの小径辿ってゆけば陽だまりの笑顔そこにあったの水たまり映す空のキャンバス君と指さすひこうき雲心がふわりと軽くなるようなそんなメロディ口ずさむ午後古びた絵本に栞をはさんで新しいページめくるみたいに知らなかった歌知らなかった気持ちひとつひとつが愛おしいんだあまつぶの小径どこまで続く?木漏れ日のように笑い声降る心を埋めてく虹色の楽譜君にも見せたいなこの空の色小さな勇気が芽生えてくるようなそんな予感に胸が躍るよ