— Procol Harum《A Whiter Shade of Pale》1967年の空気を、現代の解像度で再現する。Hammond Organ、Abbey Road 60’s Drummer、テープ/真空管系サチュレーターによる質感。ヴィンテージの曖昧さを残しながら、音像はあくまでクリアに構築しました。低めのレンジで、祈るように歌う双葉湊音の声は、この曲の幽玄さと驚くほど相性が良く、日本語ライブラリで紡がれる英語には、どこか異物感のようなリアリティが宿ります。レスリースピーカーの回転が描く、質量を帯びた音の「白い陰影」。レスリーは慣性をまとって立ち上がり、余韻を残したまま静止へ向かう。Kodachrome 25 の残像。逆光の小さなステージ。時間そのものが、ゆっくりと再露光されていくような感覚。これは単なるカバーではなく、時代の記憶そのものを、再露光する試みです。曲の終盤では、映像と音楽の両方に、ささやかな変化を忍ばせています。よろしければ、最後までご覧ください。Procol HarumA Whiter Shade of PaleWords & Music: Keith Reid, Gary Brooker & Matthew FisherVocal: 双葉湊音DTM Programming: Felis Silvestris Catus制作秘話風物語写真家の家系 - A Whiter Shade of Pale▶ https://kakuyomu.jp/works/822139843199893278 ── 次回:ありのままの歌。