「えっちなボイロ4選?」私は目の前の男の言葉をそのままオウム返しした。彼の発する言葉が脳で認識できなかったからだ。男は、まるで幼子を諭すかの如く、頷いて、言った。「そう、えっちなボイロ四選。君がそれを発表するのだ」「しかし……私がえっちな目で見ているボイロは足の指まで使っても数えきれない。その私が4選を発表するのは、無理な話ではないだろうか……」私の言葉に、彼が首を振る。「いいや、発表するボイロはこちらが決めている。即ち、君の心配は当たらないのだ」男の言葉に私は絶句する。「しかし、それでは、私でなくてもいいのではないか? それこそ貴方が発表すれば……」「俺は、表舞台に出ることのできない人間でね……しかし、このえっちなボイロ4選はどうしても発表されなければいけないのだ」「それは……どうして……」「それは……」男がその続きを話そうとした瞬間、銃声がすべての音をかき消した。そして、その原因となった凶弾は、男の胸を貫いていた。「グ……俺はここまでだ……しかし、頼む……えっちなボイロ4選だけは……あれだけは……人類の希望なのだ……」私は男の言葉にうなずくと、その場を走り去った。こうして生まれたのが、お前なのだよ。ニコニコ動画。声:クロワちゃん@COEIROINK つくよみちゃん@COEIROINK音:DOVA クラシック名曲 サウンドライブラリー