種田山頭火(1882―1940)は、明治から昭和初期にかけて活躍した俳人である。 家業の破綻や放浪生活を経て出家し、鉢を手に全国を歩き続ける「行乞(ぎょうこつ)」の旅の中で句を詠んだ。伝統的な五・七・五の定型にとらわれない自由律俳句の旗手として、孤独や自然、酒への愛を飾らない言葉で表現し、現在も多くの読者を惹きつけている孤高の表現者である。
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