CLONEby Ruri Konjo同じ顔した街を行く無表情のパレード規格通りの微笑みで心まで量産するはみ出したらバグ扱い消去されるログの声息をするのも許可制で番号だけが残されるぼくはクローンじゃないのに貼られたラベルは標準型違う色をしてるだけでワルイコだと言うのかいねえそのものさしで何を裁いてるの壊れそうな自我の奥でまだ叫んでる同じ声した影が増え無音のシンフォニー設計図の上なぞって個性まで削除する枠を越えたらエラー扱い削除される過去の夢鼓動さえも管理下で記号だけが残されるぼくはクローンじゃないのに決められた型に押し込まれ違う形してるだけでワルイコだと言うのかいねえその基準で誰を測ってるの消えかけてる自我の奥でまだ叫んでる正解だけが光る世界で間違いは影にされる同じ答えを選ばされ違えばすぐに弾かれる平均値へと丸められ名前さえも薄れてくでもこの傷の温度だけは誰にもコピーできないぼくはクローンじゃないから貼られたラベルを剥がすんだ違う色で生きていくんだワルイコだと言われてもねえそのものさしで何を裁いてるの壊れそうな自我の奥でまだ叫んでる